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貴金属を売る人の傾向

現在、貴金属買取専門店にはどのような品が持ち込まれているのでしょうか? また高価買取されるものはどんな品なのでしょうか?大阪の専門業者を取材しました。

 

貴金属を売る人の傾向

1980年代後半~1990年代初頭にかけて見られた好景気、つまり「バブル期」。この時期に購入した多くの貴金属や宝石類が引き出しの中に眠っているという方は多いのではないでしょうか。

 

現在は、そのような貴金属や宝石類を買取に出す方が非常に増えています。あなたもその1人かもしれませんね。しかし、売ろうにもどの業者を選べばいいのかわからないという方が大半。ここで、買取希望者は大きく2つのタイプに分かれます。

1. 特に調べることもなく、テレビCMで流れているような有名な業者を選ぶ 2. 特徴や買取価格をしっかり調べて買取業者を選ぶ

あなたは、どちらのタイプに当てはまりますか?

もし、1のタイプなら、損をしてしまう可能性が大!

 

その理由は増え続ける金買取業者で確認してみてください。実際、業者の特徴や買取価格までちゃんと調べている方はまだまだ少ないのが現状ですが、多種多様な買取業者が増え続けている今だからこそ、しっかり調べる必要があります。それがあなたにとって一番得する近道なのです。

 

最近のおもしろい傾向として、リサイクルショップや金買取業者がこのように増えるまでの、質屋さんを多くご利用されていたお客様と比較して、お金に困って買取依頼を出される方は極めて少なくなりました。以前は今すぐお金が必要な方や借金の返済に当てられる方も多く見られましたが、今はそういった方よりもむしろお金をある程度持ったお客様が多くなりました。

 

ここで分かるのが、みなさん「お金に困って」では無く「稼ぐ」事を意識された、ビジネスとしてとらえられている方が近年多くなっています。

 

ですので、最近はよくリング一個、ピアス片方からでもOKという、CMもやっていますが、「この日が売りだ!」と感じたお客様が一気に何Kgという貴金属を手放される方が列を組んで買取に足を運ばれています。

 

私たちが「こうした方が得ですよ~」と話さなくてもしっかりと自身で下調べをしてから売却される方がほとんどです。

 

これから初めて売却なさる方はあまり認識が無いかもしれませんが、こんな事は当然です。
なぜなら、業者の選定をするにしても1gだけ売るのであれば数十円から400円前後しか差は無いかもしれませんが、それを500g~数Kgで売却を考えられている方は、天と地ほどの差があるので、お客様ご自身で判断しているのです。

業者に持ち込まれるアイテムは?

現在の専門店にはどのような品が持ち込まれているのでしょうか? また高価買取されるものはどんな品なのでしょうか? 大阪のとある専門業者を取材しました。

「当店で一番持ち込みが多い品が、バブル期に流行ったK18YGの喜平ネックレスやブレスレット、それに付属するコインのトップですね。それと同時代に流行ったジュエリーです。現在ではプラチナやホワイトゴールドに流行が移行して、出番がなくなったイエローゴールドのものがよく持ち込まれていますね。バブル時は、金相場が2,000円くらいでしたから、当時の購入金額よりも高く売れることが多いです。バブル期より10年経った1999年前後になると金相場が1,000円くらいに下がっていましたので、当時購入された方は、今売ると2~2.5倍の金額になります。お客さまとも良くその話になって「かなり儲かった!」なんて話をお聞きしますよ。」

取材協力:㈱ネクサス

㈱ネクサス

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